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商品説明
言語の可能性を生涯にわたり問い続けたベンヤミン。その思考は晩年、歴史を語る言葉の探究として展開していった。「翻訳」と「想起」から言語の可能性を切り開く、その思想の核心に迫る。
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収録内容
1 | 序章 ベンヤミンの言語哲学の射程(天使という思考の像 |
2 | 今、ベンヤミンとともに言語を問う |
3 | ベンヤミンの言語哲学の射程) |
4 | 第1章 翻訳としての言語へ―「言語一般および人間の言語について」の言語哲学(ベンヤミンの言語哲学をめぐる思想史的布置 |
5 | 言語とは媒体である |
6 | 言語とは名である |
7 | 言語とは翻訳である) |
8 | 第2章 「母語」を越えて翻訳する―「翻訳者の課題」とその布置(ディアスポラから言語を見つめ直す |
9 | ベンヤミンとローゼンツヴァイクにおける言語の創造としての翻訳 |
10 | 言語のディアスポラを生きる翻訳) |
11 | 第3章 破壊による再生―あるいは言語哲学と歴史哲学の結節点(迂路を辿る言語 |
12 | 像としてのアレゴリー |
13 | 言語哲学と歴史哲学の結節点) |
14 | 終章 歴史を語る言葉を求めて(認識批判としての歴史哲学 |
15 | 想起にもとづく歴史の言葉へ |
16 | 過去の像としての歴史を語る言葉) |