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商品説明
本書は、研究の出発点を1930年代の米国で公表された会計原則・会計基準に置いている。その会計測定の論理の変遷は、まず取得原価会計が提唱され、現在原価、売却時価、現在価値などへ引き継がれ、また消滅して、近年の国際会計基準で適用領域を拡大しつつある公正価値会計にたどり着く。本書では、これらの測定・評価基準が有する独自の論理を明らかにして、なぜその基準が消滅したのか、なぜ現在まで続いてきたのかの解明を試み、さらに、会計測定の将来を展望する。
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収録内容
1 | 序章 会計測定の基礎 |
2 | 第1章 会計原則・基準の萌芽と取得原価会計 |
3 | 第2章 取得原価会計の学説的展開 |
4 | 第3章 修正原価会計の萌芽と進展 |
5 | 第4章 現在原価会計の進展と終焉 |
6 | 第5章 売却時価会計の進展と継承 |
7 | 第6章 現在価値会計の進展と継承 |
8 | 第7章 公正価値会計と会計基準の展開 |
9 | 第8章 新しい会計思想としてのRO会計とEVA会計 |
10 | 終章 現在に生きる会計測定の論理 |