本/雑誌

井伏鱒二と戦争 『花の街』から『黒い雨』まで

黒古一夫/著

2640円
ポイント 1% (26p)
発売日 2014年07月発売
出荷目安 メーカー在庫見込あり:1-3週間 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-1693208
JAN/ISBN 9784779120343
メディア 本/雑誌
販売彩流社
ページ数 227

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

被爆者の悲しみを静かに訴えかける『黒い雨』...。日本占領下(シンガポール)の庶民の日常を描いた『花の街』...。「庶民」の思想によって「戦争」に対峙した文学者の生き方は、「戦争をする国」が蔓延しだした現代にこそ、多くのことを示唆している。

関連記事

    収録内容

    1 序 今なぜ井伏鱒二と戦争なのか
    2 第1章 瞋恚を胸に、「書くこと」に徹す―「戦争」への処し方(1)
    3 第2章 『花の街』から『遙拝隊長』へ―「戦争」への処し方(2)
    4 第3章 『徴用中のこと』が孕むもの―「戦争」への処し方(3)
    5 第4章 戦時下の「日常」―「戦争」への処し方(4)
    6 第5章 「庶民=常民」の目線―戦中から戦後へ、その「揺るがぬもの」
    7 第6章 原爆文学としての『黒い雨』
    8 第6章補論 『黒い雨』盗作説を駁す―捏造される文学史
    9 第7章 井伏鱒二と原発―戦後文学史の中で

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品