本/雑誌
そしてカルメンはパリに行った フラメンコ・ジャンルの芸術的誕生〈1833-1865年〉 / 原タイトル:...y Carmen se fue a Paris
ゲルハルト・シュタイングレス/著 岡住正秀/訳 山道太郎/訳
3960円
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発売日 | 2014年07月発売 |
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商品説明
ロマン主義美学の結晶としてのフラメンコ。アンダルシアを発祥とするフラメンコ(とくにバイレ・フラメンコ)の生成には、ヨーロッパの劇場世界との緊密な関係があった。パリ発行の音楽・演劇関連の新聞雑誌から得られた実証的なデータに基づく、刷新的なフラメンコ研究を代表する本書は、フラメンコ神話を乗り越え、新たな次元を照らし出す!
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収録内容
1 | 第1章 序論(フラメンコ・ジャンルの漠然とした起源―社会的構築と内輪の表明のはざまで |
2 | 研究状況とテーマ設定) |
3 | 第2章 研究の理論的枠組、方法論、技法(ブルデューの芸術場の理論 |
4 | 研究技法と資料について) |
5 | 第3章 十九世紀前半のスペインの音楽と舞踊の状況(歴史的背景―アンシャン・レジームの変革と近代社会の出現 |
6 | アンダルシアの美学的開発 ほか) |
7 | 第4章 場の構築と二元構造―フラメンコ生成をめぐって(「官能的」なファンダンゴとボレロ(一八二一~一八三三年) |
8 | スペイン舞踊団の初来演とジプシー風フランス・バレリーナの時代(一八三三~一八四一年) ほか) |
9 | 第5章 トランスカルチャー的混淆―フラメンコ・ジャンル生成にとって「絶対不可欠な条件」 |