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商品説明
高い識字率を支えた庶民教育の実相と、武士、公家および天皇と知識人たちとの交流をたどりながら、当時における学問のあり様を検証。中世を規定した思想の根源を追究する。
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収録内容
1 | 1 中世の基礎教育(中世日本人のリテラシー―イエズス会士の記述から |
2 | 興福寺多聞院と庶民の子供たち |
3 | 毛利氏家臣玉木吉保の学習) |
4 | 2 学問と学者(天皇の学問と侍読―花園天皇と後花園天皇 |
5 | 足利学校の学問と教育) |
6 | 3 貴族たちの学習(公家社会の教養と書籍―中院通秀とその周辺 |
7 | 三条西公条と学問―『実隆公記』にみえる学習 |
8 | 女官・女房たちの学習・読書―『乳母のふみ』と『言継卿記』を中心に) |
9 | 4 絵巻物・お伽草子と学習(後花園天皇の学習と絵巻物愛好―伏見宮貞成親王の『看聞日記』から |
10 | 公家の日記にみえるお伽草子―山科家の場合 |
11 | 学習書としてのお伽草子―『言継卿記』にみえる『玉藻前物語』と雅楽) |