本/雑誌
通史・足尾鉱毒事件 1877~1984
東海林吉郎/著 菅井益郎/著
2970円
ポイント | 1% (29p) |
---|---|
発売日 | 2014年08月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
日本の「公害の原点」と称される、足尾銅山鉱毒事件のはじめての通史。再燃する鉱毒問題や15.5億円の補償調停にいたる過程、煙害による広大なハゲ山の復旧、渡良瀬遊水池の現状などが、はじめて明らかにされた。創刊時からの『栃木新聞』『下野新聞』等により魚類被害の顕現過程を実証するとともに、藤川県令布達の虚構説や直訴の真相についても、通説を批判し、真実を明らかにしている。
関連記事
収録内容
1 | 渡良瀬川と足尾銅山の沿革 |
2 | 足尾銅山の発展と鉱毒被害 |
3 | 日清戦後経営と被害の拡大・激化 |
4 | 大挙東京押出しと第一次鉱毒調査会 |
5 | 鉱毒反対闘争の高揚と川俣事件 |
6 | 田中正造の直訴と世論の沸騰 |
7 | 日本帝国主義と第二次鉱毒調査会 |
8 | 田中正造のたたかいの思想 |
9 | 鉱毒問題の治水問題へのすりかえ |
10 | 鉱毒問題の潜在化 |
11 | 鉱毒問題の再燃 |
12 | 鉱毒問題の現在 |
13 | 生き返る田中正造の思想 |