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商品説明
広島、長崎、ビキニ、そして福島。四度の国民的被爆/被ばくを被りながら、なぜ日本は、アメリカの「核の傘」を絶対視して核廃絶に踏み出すことなく、また核燃サイクルをはじめとする原子力神話に固執し続けるのか―。日米の膨大な公文書と関係者への取材を駆使して、核の軛につながれた同盟の実態を描く、息詰まるノンフィクション。
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収録内容
1 | 第1章 フクシマとアメリカ―「3・11」が照射した核同盟の底流 |
2 | 第2章 「3・11」、もう一つの教訓―核テロチームを派遣した盟主の懸念 |
3 | 第3章 盟約の闇―外務官僚、安保改定半世紀の激白 |
4 | 第4章 呪縛の根底―「同盟管理政策」としての核密約 |
5 | 第5章 「プルトニウム大国」ニッポン―懸念を募らせる盟主 |
6 | 第6章 もう一つの神話―核燃サイクルと断ち切れぬ軛 |