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商品説明
もしかしたら、『深夜特急』はかなりいい本になるかもしれない...。のちの名作となる原稿を書きながら、本を読み、映画を観、ときどき酒を飲み、そして国道246号線沿いを歩きつつ思考した日々。疲れを癒すのは、「オハナシ」をせがむ幼い娘と過ごす夜のひととき。産みの苦しみと喜びを交互に味わいながら疾走した一九八六年を、丁寧に切り取った日記エッセイが待望の文庫化。
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収録内容
1 | 雪の手ざわり、死者の声 |
2 | 月の光、虚構の枷 |
3 | 花のざわめき、銀の幕 |
4 | 雨のしずく、蜜の味 |
5 | 夢の子犬、日々の泡 |
6 | 蛇の輝き、旅の果て |
7 | 鼠の眠り、不意の時 |
8 | 消えたもの、消えなかったもの―少し長いあとがき |
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