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商品説明
自分のキャラを意識し、仲間とキャラが被らないように気をつかう現代人の人間関係。キャラにのっとったお約束のやり取りは、テレビのバラエティ番組さながらの様相だ。キャラによって自分の出し方が決まり、無難にその場をやり過ごせる一方で、キャラという借り物の個性にとらわれ、息苦しさを感じる人も多い。「キャラ」と「自分らしさ」をめぐる心の問題を心理学者が徹底分析。
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収録内容
1 | 第1章 武器としての「キャラ」(売れる芸人にはキャラがある |
2 | 「キャラ立ち販売員」が求められているわけ ほか) |
3 | 第2章 キャラが生み出す安心と葛藤(「間がもたない」「気詰まり」の関係 |
4 | 「おもしろい人になりたい」と焦る人たち ほか) |
5 | 第3章 その場にふさわしいキャラを生きる(息苦しくてもキャラを手放せない理由 |
6 | 戦略的にキャラを使い分ける ほか) |
7 | 第4章 「自分らしさ」がわからない(「自分らしく生きろ」「個性をもて」と言われるけれど... |
8 | キャラから「はみ出すもの」に目を向ける ほか) |
9 | 第5章 キャラをヒントに「自分らしさ」をつくっていく(自分にフィットする社会的役割とは |
10 | 「社会化された自己愛」と「パーソナル自己愛」 ほか) |