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商品説明
『源氏物語』『枕草子』では舶来ブランド品、『徒然草』では「ねこまた」、あるいは禅僧の伴侶となり、あるいは民家でねずみ退治をし、秀吉の朝鮮出兵に従軍もすれば、芭蕉にはその恋を詠まれた、猫。日本の古典文学に「描かれてきた猫」を丹念に読み直す。猫の図版も多数採録。漱石『吾輩は~』の猫に関するエッセイを、文庫版付録として新たに収めた。
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収録内容
1 | 第1章 「猫」という文字はいつ頃から使われたか |
2 | 第2章 王朝貴族に愛された猫たち |
3 | 第3章 ねこまた出現 |
4 | 第4章 金沢文庫の猫 |
5 | 第5章 猫を愛した禅僧たち |
6 | 第6章 新訳『猫の草子』 |
7 | 第7章 猫神由来 |
8 | 第8章 江戸お猫さまの生活 |
9 | 第9章 描かれた猫たち |
10 | 付録 漱石先生、猫見る会ぞなもし |