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商品説明
特権化されてきた、まんが・アニメーション文化論を超え、現代日本の物語文化を考え直す。“少女小説”と“少年小説”が、戦前から戦後にかけてのまんがの成立を大きく規定し、日本の「まんが・アニメ」文化の礎を築いてきたのではないか―。大塚英志~東浩紀を経てゼロ年代批評に至る既存のサブカルチャー論に、文学研究の視点から全面的に反論。日本のキャラクター文化言説の再編成を行う、刺激的な一書。
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収録内容
1 | はじめに(一般文芸のライトノベル化という現象を前にして |
2 | 「まんが・アニメ」文化は、「おたく」文化として特権化されてきた ほか) |
3 | 第1章 ライトノベルとキャラクター(ライトノベルの現在 |
4 | 一般文芸のライトノベル化 ほか) |
5 | 第2章 「少女小説」「少年小説」「ジュブナイル」(少女小説 |
6 | 少年小説 |
7 | ジュブナイル) |
8 | 第3章 “キャラクター”論(高垣眸の位置 |
9 | 一九七〇年代ライトノベル「起源」説の実態 ほか) |
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