本/雑誌
識字と学びの社会史 日本におけるリテラシーの諸相
大戸安弘/編 八鍬友広/編
7700円
ポイント | 1% (77p) |
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発売日 | 2014年10月発売 |
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商品説明
近世日本の識字率は、世界的に高い水準であったということが、研究者の間でも、ある種の定説のように受けとめられているようである。しかし、本当にそうなのだろうか―。本書では、近代学校制度が導入される以前までの、日本の識字と学びの歴史的展開とその諸相を、様々な史料から多面的に掘り起こし、実証的な検討を試みる。地域性と個別性を意識した事例の検証が必ずしも十分とはいえない現状に一石を投じる、教育史研究者七名による気鋭の論文集。
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収録内容
1 | 序論 |
2 | 1 前近代日本における識字率推定をめぐる方法論的検討 |
3 | 2 「一文不通」の平安貴族 |
4 | 3 一向一揆を支えたもの―一向宗門徒の学習過程を中心として |
5 | 4 キリシタンの信仰を支えた文字文化と口頭伝承 |
6 | 5 近世農民の自署花押と識字に関する一考察―中世末期~近世初期、近江国『葛川明王院史料』を中心として |
7 | 6 越前・若狭地域における近世初期の識字状況 |
8 | 7 「継声館日記」にみる郷学「継声館」の教育―近世会津地方における在郷商人の教育意識 |
9 | 8 武蔵国増上寺領王禅寺村における識字状況―寛政・文化期村方騒動を通して |
10 | 9 明治初年の識字状況―和歌山県の事例を中心として |
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