本/雑誌
国語学史の近代と現代 研究史の空白を埋める試み
斉木美知世/著 鷲尾龍一/著
4180円
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発売日 | 2014年10月発売 |
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商品説明
その独創性と圧倒的な文献調査で注目される『日本文法の系譜学』の著者が、国語学史の空白に挑んだ論文集。山田文法研究に真のブレイク・スルーをもたらした伝説の論考「日本文法論とハイゼの獨逸文典」(正・続)を載録。これまで誰も発見できなかったハイゼの原文を、山田孝雄の書き込みと共に公開する。本書ではさらに、文法用語の初出認定をめぐる定説を覆し、那珂通世、チェンバレン、大槻文彦らに斬新な学史的考察を加える。
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収録内容
1 | 第1章 研究史の諸問題 |
2 | 第2章 『日本文法論』とハイゼの獨逸文典 |
3 | 第3章 『日本文法論』とハイゼの獨逸文典2 |
4 | 第4章 Lijdend/Passiveの訳述起原―「受身」「働掛」および「助動詞」の初出文献をめぐって |
5 | 第5章 那珂通世『國語學』の来歴 |
6 | 第6章 大槻文彦とChamberlainの系譜―受動使役をめぐる記述の歴史 |
7 | 第7章 言語の“Genius”と「國語の本性」―個別言語の特性をめぐるいくつかの学史的問題 |