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商品説明
「近代絵画」を論じた重要な書物を引用しつつ、その読解を通じて絵画造形の「美」とは何かについて、独自の理解を試みるノート。レヴィ=ストロースの芸術論、及びヘーゲル=バタイユの供犠論をえることで、近代以前を包括する表現論と美の運命にまでふれる。
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収録内容
1 | マネ論―バタイユ『沈黙の絵画』を読む |
2 | ブロッホ及びシャピロの絵画論―願望風景とイコン |
3 | 小林秀雄の近代絵画論への一考察 |
4 | 「セザンヌの誘惑」注解―M.メルロ=ポンティの知覚世界論に即して |
5 | 現代芸術への視座をめぐって―メルロ=ポンティ、ロラン・バルト、スーザン・ソンタグ |
6 | レヴィ=ストロースの絵画論―「プッサン論」その他 |
7 | バタイユによるヘーゲル論―「ヘーゲル、死と供犠」、「ヘーゲル、人間と歴史」を読む |