商品説明
条約締結から50年。今にいたる“歪み”の源流をたどる。日韓両国で激しい反対運動が展開されるなか、1965年に強行採決された日韓諸条約。なぜ、多くの人びとは反対の声をあげたのか?64~70年、植民地支配の清算と南北朝鮮民衆との連帯という視点から、その現場を記した著者の遺稿集。
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収録内容
1 | 第1部 韓国にたいする眼差し(南朝鮮学生闘争のめざすもの |
2 | 日韓会談にたいする朴政権の論理) |
3 | 第2部 人民連帯の歴史への探求(明治社会主義者と朝鮮―日韓会談反対闘争によせて |
4 | 日朝人民連帯の伝統―日韓条約批准阻止闘争のために) |
5 | 第3部 日韓諸条約を検証する(危険な軍事条約=日韓基本条約 |
6 | 「経済協力」の名による経済侵略 ほか) |
7 | 第4部 「日韓国会」を傍聴して(日韓新時代と歴史家の任務―「日韓国会」を傍聴して |
8 | 「日韓条約」をめぐる日本の思想) |
9 | 第5部 「日韓条約」以後(本質を鮮明にした「日韓条約」の一年 |
10 | 朝鮮をめぐる情勢と安保条約―日米共同声明によせて) |