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商品説明
三七歳で自ら命を絶ったヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。彼の画家人生は、わずか一〇年あまりにすぎない。その短い歳月に、四〇点を超える自画像を遺した。なぜゴッホはこれほど多くの自画像を描き、そしてそこに何を見いだしたのか―。ゴッホ研究の第一人者が、その求道的な生涯とともに、自画像を一点ずつたどっていく。丹念な作品の読解によって浮かび上がる、新しいゴッホの世界。自画像全点カラー収録。
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収録内容
1 | 1 牧者への夢―自画像以前の時代(「一本の道」―画家になるまで |
2 | 畑を耕すように描く―エッテン、ハーグ、ヌエネン) |
3 | 2 自問する絵画―自画像の時代(鏡に映らない自己を描く―パリ |
4 | 日本の僧侶のように―アルル) |
5 | 3 弱者としての自覚―自画像以降の時代(遠くへのまなざし―サン・レミ・ド・プロヴァンス |
6 | 背景の肖像画へ―オーヴェル・シュル・オワーズ) |
7 | 付 描かれたゴッホ |