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[オーディオブックCD] 50分でわかる十二夜 -シェイクスピアシリーズ11-

パンローリング

990円
ポイント 1% (9p)
発売日 2014年08月上旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-1750285
JAN/ISBN 9784775982891
メディア 本/雑誌
販売パンローリング

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

【CD枚数・収録時間】 CD 1枚 約50分

オーディオブック シェイクスピアシリーズ第十一弾が新発売

読み聞かせでもなく、サウンドドラマでもない。
オーディオブックならではの圧倒的な表現力。
誰もが知っている"はず"のシェイクスピア作品をダイジェストにして続々お届けします。
「旦那様は姫を心から愛している。 哀れな化け物の私も、同じほど旦那様を…… 勘違いをした姫も、私にのぼせあがったよう……。 一体これからどうなる?」

メッサリーンに生まれた、ある双子。兄なる若君、セバスチャン。妹、姫君ヴァイオラ。(さても不思議)この二人、生まれた時より瓜二つ、服違《たが》わねば、見分けも付かない。さて、時同じく生まれた兄と妹は、時同じく死にかける――というも、船旅《ふなたび》の最中《さなか》、イリリアの沖で難破の憂き目に遭ったのだ。荒れ狂う嵐に揉まれ、二人を乗せた船は岩に乗り上げ真っ二つとなり、船にいた者も大半が命を落とす。船長は、辛《から》くも助かった数人の水夫らと小舟に乗りこみ、陸《おか》へ辿り着くが、この時共にヴァイオラも、生きて再び地を踏むことに。
ところが哀れ娘は我が身の無事を喜ぶどころか、片割れ亡きこと嘆き始める。それをなだめる船長の言い分は、確かに娘の兄を見た、船が難破した折《おり》、丈夫な帆柱《ほばしら》に体をくくり付け、彼方に見える限り、波より上に本人の姿がしかとあった、とのこと。これを聞き、一縷の望みに慰められたヴァイオラは、あらためて故郷《ふるさと》を遠く離れた異国の地イリリアでの身の振り方思いあぐね、船長に土地勘はあるかと尋ねる。船長頷き、「そりゃもちろん、ここから一時《いっとき》も進めば生まれ故郷《こきょう》よ。」「どなたがご領主?」と問うヴァイオラに、イリリアを治めるはオーシーノウ、人品《じんぴん》卑しからぬ大公であると。

そこで一計、ヴァイオラは男に身をやつし、大公オーシーノウの小姓となりお仕えせんと思いつく。乙女がひとり男装し、少年で通そうなど、何とも奇抜な策ではあるが、異国の地にただ一人、寄る辺なく頼り無き身の上の、絶世の美少女のこと――ここは大目に見る他あるまい。
ヴァイオラの片棒かつぐ船長は、この美しき娘を紳士に仕立て上げたところで宮廷に顔を利かせ、セザーリオという偽の名前でオーシーノウの御前《みまえ》に。大公に、この美少年の利発な受け答えと上品な振る舞いとをたいそう気に入られ、ヴァイオラはセザーリオとして、望み通りのお役目、すなわち小姓の一人に召し抱えられる。かくして娘はこの新しきお役目を良く果たし、主《あるじ》にまめまめしく心尽くしに仕えたため、たちまちお気に入りの側仕えに・・・。

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