本/雑誌

産業遺産の記憶と表象 「軍艦島」をめぐるポリティクス

木村至聖/著

3850円
ポイント 1% (38p)
発売日 2014年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1752256
JAN/ISBN 9784876985463
メディア 本/雑誌
販売京都大学学術出版会
ページ数 272

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

軍艦島―独特の景観を持つその廃墟は、国家にとって近代化の威信の証しであり、地域にとってはアイデンティティの源泉、時には失われたものへのロマンティシズムの対象として扱われ、そして今や人類的な歴史遺産となろうとしている。産業遺産をめぐる重層的な「表象実践」(意味づけと活用の営み)を世界の炭鉱遺産の比較の中で論じる好著。

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    収録内容

    1 「遺産」化現象と現代社会
    2 第1部 文化遺産とその表象(文化遺産とは何か
    3 廃墟から文化遺産へ
    4 労働文化の文化遺産化とその問題)
    5 第2部 炭鉱の記憶と遺構(日本の産炭地の経験をめぐって
    6 炭鉱遺構・遺物の展示と表象―歴史と事例
    7 文化遺産保存の場における記憶のダイナミクス―社会学的記憶論の再検討を通じて)
    8 第3部 軍艦島―日本の産業遺産と「地元」住民による表象実践(「軍艦島」への多様なまなざし
    9 「地元」の創出―軍艦島と地域社会
    10 地域社会における軍艦島の活用
    11 リスケーリングされる炭鉱の表象)
    12 産業遺産は社会に何をもたらすのか

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