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商品説明
数多くの古典翻訳で名高い英文学者にして、タオイストである著者が、D.H.ロレンス、フォークナー、マーク・トウェイン、幸田露伴など、偏愛する作家たちと老子思想とのふしぎな共通性に触れながら、今ここにいる喜びと、究極のエナジーの源泉について語った。齢九十一歳、「大自然の母親のおっぱい」を追い求める旅は、終わることがない。政治学者・姜尚中による解説も収録。
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収録内容
1 | 序章 大地の「おっぱい」を求めつづけた先だつのことを語ろう(谷の沢地に住んで体感した老子 |
2 | 「おっぱい」を求めつづけた先だつ) |
3 | 第1章 西欧の伝統精神と火花を散らした、ロレンスの自由精神―D・H・ロレンス(ヨーロッパ的精神と火花を散らしたロレンス |
4 | 迸るエナジーの色彩言語 ほか) |
5 | 第2章 「タオ」につながるグレートなバランス感覚―ウィリアム・フォークナー(フォークナーの翻訳は僕の出世作 |
6 | フォークナーに会って感じた威厳と優しさ ほか) |
7 | 第3章 「初めの自分」につながる、ということマーク・トウェイン、ウィリアム・ジェイムズ、ラジニーシ、幸田露伴...(「求めすぎる」現代人の神経衰弱 |
8 | 「初めの自分」に立ち戻る ほか) |
9 | 終章 タオの山脈の連なる解放区へ(タオイストたちとの深いつながり |
10 | すべて英文の通路を辿って ほか) |