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商品説明
善悪について間違いなく言えることは、善悪が人間にしか必要とされないことである。つまり、善悪の区別は、人間の在り方そのものに関わる問題なのである。僧侶にはこれを論じる責任がある。恐山の禅僧が現代最大の難問に挑む。
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収録内容
1 | 第1部 「自己」への意志―善悪の極限へ(問題は何か |
2 | 善悪の根拠、あるいは無根拠 |
3 | 善悪の意味 |
4 | 善悪の実践) |
5 | 第2部 対話篇(なぜ根拠を問うのか |
6 | 倫理をめぐる仏教の困難 |
7 | 「ニルヴァーナ」の問題性 |
8 | 「自己」という実存と倫理 ほか) |