ツルモク独身寮 Volume3 / 小学館文庫

ツルモク家具の独身寮にやってきた新人・宮川正太が、寮の先輩や、美女・みゆき、故郷の恋人・ともみたちと繰り広げる、恋と友情と笑いと涙の青春ストーリー。
ついに田畑に彼女ができた! 相手は区立図書館で受け付けをしている、ノンちゃんというかわいい子。だが、ノンちゃんの前の彼氏が、ヨリを戻そうとやってきて…。また、コンピューター会社にプログラマーとして就職が決まったともみが、研修で上京。久しぶりに正太と会うが、お互いにどこかギクシャクして、会話が進まない。この他、ツルモクの新入社員・平田はじめ、矢崎コージが登場。入社後1年が経った正太に、後輩ができる。

<あらすじ>
見合い相手に断られたレイ子は、一度はふった杉本のもとに帰ってきた。そしてみんなで、スキーへ行くことに。そのスキーには、研修の時に一緒になって以来、正太のことを気に入っている直ちゃんという子も参加していた。直ちゃんはライバル・みゆきの前で、「正太のことが好き」という自分の態度を、はっきり見せつけるが…(第1話～第7話)。

<登場人物>
宮川正太(高知の工業高校を卒業し、東京郊外にあるツルモク家具株式会社に入社した19歳。同時にツルモク独身寮に入寮)、田畑重男(たばたけ・しげお。正太と同室の28歳。女子寮ノゾキが趣味)、杉本京介(正太、田畑と同室の22歳。典型的なプレイボーイ)、姫野みゆき(総務課に所属する21歳。正太が心ひかれていく美女)、白鳥沢レイコ(大富豪・白鳥沢コンツェルンの一人娘で、色々な意味でスゴイ女。杉本を無理矢理モノにする)
ともみ(正太が田舎に残してきた恋人。就職し、上京してきた)、平田はじめ(青森から来た、ツルモクの新入社員。正太たちの部屋の4人目の仲間になる)、矢崎コージ(ツルモクの新入社員。正太の高校の一つ後輩だが、態度が悪い)