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商品説明
公共放送の使命とは何か。創立以来最大の「自主・自律」の危機に直面するNHK。権力によるトップ人事支配に「民主主義の危機」と警鐘を鳴らす著者が、構造的要因を解明し、再生への展望を示す。NHK研究歴五〇年の第一人者が、克服すべきすべての課題に鋭くメスを入れる。定評ある前著を全面改訂して問う緊急提言。
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収録内容
1 | 序章 いま、なぜNHKか |
2 | 第1章 公共放送とは何か―国家のNHKか、市民のNHKか |
3 | 第2章 「三つの独立」とその空洞化 |
4 | 第3章 NHKの体質はどのように培われたか |
5 | 第4章 ETV番組改変事件が提起したもの |
6 | 第5章 「改革」へのせめぎ合い―籾井体制につながった経営委員会強化 |
7 | 第6章 「国策」優先か、公共性の視点か―問われる「ユニバーサル・サービス」 |
8 | 第7章 通信・放送融合時代に問われるもの―試練に立つ受信料制度と公共放送の使命 |
9 | 第8章 再生のために何が必要か―市民的公共放送への道 |