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商品説明
明治の末頃、ある少年が、北陸・金沢の冬の夜に祖母が語ってくれた、武士の家庭に伝えられた昔話を記録した。その手書きの本が『冬夜物語』である。加賀方言が豊かに盛られた本文を翻刻し、丁寧にわかりやすく解説。金沢の市井にのこされた昔話やわらべ唄、となえ言葉、諺などをまとめ、かつての人々の心にあった物語世界を再現。そこに立ち現れる時代や風俗、人々の暮らしを読み解く。
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収録内容
1 | 第1部 天保生れのおばあさんの昔話『冬夜物語』(なまけ者の話 |
2 | 意地悪婆の報い |
3 | えっとこ ほか) |
4 | 第2部 明治生れのおばあさんの昔話(四十雀カラカラカラ |
5 | かかみせどころ |
6 | ちょうずを回せ ほか) |
7 | 第3部 金沢の暮し・ならわし・わらべ唄など(明治のわらべ唄・はやり唄・となえ言葉など |
8 | 金沢の風習、しきたり |
9 | 明治の暮し。学校・遊び・食べ物その他 ほか) |
10 | 第4部 文久生れのおじいさんの日記から(明治・大正時代の珍しかった「もの」たち) |
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