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商品説明
医療が語り得ぬもの。質的研究の実践、食体験準拠論の試み。4年間111時間に及ぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。
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収録内容
1 | 第1部 ふつうに食べられない人生(視線・応答・逃避―結城理央の場合 |
2 | 飲まない半生―長田奈々の場合 |
3 | 拡縮する自己―荻原由佳の場合 |
4 | 外見がすべて―田辺敬子の場合 |
5 | 誰が「やせ」を望むのか) |
6 | 第2部 医学的視座―「摂食障害」の治し方(還元主義―「個人を見よ」という医学の教え |
7 | 還元主義の検証―とりこぼされたもの |
8 | カロリー地獄―澤拓美の場合 |
9 | 「おいしさ」のない食事―概念による体験の抑圧 |
10 | ぶれる―武藤さゆりの場合 |
11 | 「家族モデル」の閉じられた救済) |
12 | 第3部 食体験準拠論―体験が語る食の本質(フロー―過食の「楽しさ」 |
13 | 反転する日常―キャベツで過食ができない理由 |
14 | 食の本質―私たちが食べるわけ) |