著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「AKB商法」という言葉があります。CDを複数枚買ってもらうことを前提としたこのリリース形式は、AKB48を筆頭にグループアイドルの躍進をもたらすと同時に、激しい批判にさらされてもいます。はたして、彼女たちの人気はまがい物で、アイドルなど取るにたらない存在なのでしょうか?本書ではそのような批判を念頭に置きつつ’70年代から現在までのヒットチャートに基づき、日本のポップミュージックの歴史を振り返っていきます。そこから見えてきたのは、アイドルと「AKB商法」こそが音楽産業を救ったという意外な事実でした。そう、今や「僕たちとアイドル」こそが、新たな時代をもたらしているのです。
関連記事
収録内容
1 | 序章 音楽チャートを地図にして |
2 | 第1章 AKB商法とは何か |
3 | 第2章 AKBまでのアイドル |
4 | 第3章 AKB以後のアイドル |
5 | 第4章 AKB商法とは何だったのか |
6 | 終章 「僕たちとアイドル」の時代 |