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商品説明
資本主義の“終焉”が論じられ、トマ・ピケティの『21世紀の資本論』が世界的ベストセラーとなった。しかし、私たち資本主義社会の住人は、まだ自分たちの社会の正体を完全に理解できたとはいえない。社会主義や共産主義の理念は、もう滅んでしまったのだろうか。その一方で、かつて冷戦の時代、資本主義社会と激しく対立したロシアと中国が、いままた欧米の文明と相容れなくなっている。その理由は何なのか。こういった問題は、ただ経済的な視点だけで解決できない。私たちは、資本主義という理念がいかにして生まれ、何によって拡張させられたかを知るべきだ。
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収録内容
1 | 1章 グローバリゼーションと資本主義社会 |
2 | 2章 多様化する世界 |
3 | 3章 民主主義と個人主義 |
4 | 4章 資本家と労働者 |
5 | 5章 社会主義は終わったか |
6 | 6章 教育という再生産 |