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商品説明
アニメ表現が、40年の歴史で求めてきたもの―。非主流社会集団「サブカルチャー」と呼ばれる理由。戦争/メカ&美少女/美少年への耽溺、裏腹の政治性。時代意識をかたちにあらわそうとする試み。かいま見える、演劇アプローチの意図。消費社会論とキャラクター行動論を超えた、アニメ表現の存在意義を解き明かす。
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収録内容
1 | 欲望と消費(宮崎駿はなぜ政治的に正しくないか |
2 | サブカルチャーを定義する |
3 | ジェンダー消費を読み替える表現 |
4 | リメイク作に見る、消費と読み替えかた) |
5 | 自由と抗い(風俗から反逆へ。ルパンの足跡 |
6 | 東北が表象する、ハーロックの孤高 |
7 | 命名と命令から逸脱するもの、キリコ |
8 | 軍隊と警察への嗜好、民主主義の忌避) |
9 | 世界と物語(演劇性が提起する視座とは |
10 | 退色か豊穣か。セカイの叙述法とは |
11 | ガンダムへの返歌をめぐって |
12 | 戦いという闇で示す人の業、尊厳 |
13 | 歴史の読み替え。ポストモダン的なズレ) |
14 | テクストと解釈(表象分析で見る、サブカルの極限 |
15 | 出崎演出が描いた、運命に抗う人々 |
16 | 公的領域に侵蝕するサブカルチャー |
17 | ヒーローであり、鑑賞者である意味 銀河英雄伝説) |