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商品説明
家業が乾物屋だった著者にとって、生まれながらに出会った鰹節は食にこだわる大きな原動力の一つとなっている。また、店があった高円寺の商店街は自身の味覚と深く関わっている。本書はどこの店が旨い、まずいを書いたグルメ本ではない。子供の頃から今にいたる、様々な食べ物の思い出を辿りながら、自分にとってそれぞれの食べ物とは一体何なのかを追及していく、発見の書である。
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収録内容
1 | 第1章 商店街の味(ソーセージ―肉屋のコウちゃん |
2 | 卵―卵が玉子だった頃 ほか) |
3 | 第2章 思い出の味(牛乳―贅沢な栄養水 |
4 | 柿の種―父のデング熱 ほか) |
5 | 第3章 本気の味(本枯節―カビが作る極上のダシ |
6 | 米―もちもちで夢ごこち ほか) |
7 | 第4章 旅先の味(なれ寿司―発酵食品の極み |
8 | わさび―鼻で感じる清浄な辛さ ほか) |
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