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商品説明
指示詞に対する文・文法からの伝統的なアプローチを越え、談話に着目して話し手と聞き手が「これ」や「あれ」で概念を共有できる仕組みを探る。日本語と中国語の豊富な事例を分析し、個別言語にとどまらず、指示詞から思考とコミュニケーションの謎に迫る対照言語学の書。
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収録内容
1 | 序章 指示詞とは |
2 | 第1章 文から談話へ―談話研究の理論背景 |
3 | 第2章 物語における日中の文脈指示詞―談話構造からのアプローチ |
4 | 第3章 新聞・ニュースにおける日中の文脈指示詞―圧倒的に使われる近称 |
5 | 第4章 対話における日中の文脈指示詞―情報の転送原則の違い |
6 | 終章 まとめと展望 |