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商品説明
発表会を「日頃の練習成果を披露するために、おもにアマチュアの出演者みずからが出資して出演する、興行として成立しない公演」とゆるやかに定義して、発表会の起源を江戸から現在までたどる。そのうえで、習い事や合唱、ライブハウス、公募展などの具体例や学校制度・教育行政との関係、会場となる公共ホールのあり方、アメリカとの比較といった素材を検証して、発表会の現状に迫る。アマチュアによる表現活動=発表会の多様性と魅力、それを支える仕組み、底辺にある問題点を浮かび上がらせる意欲作。
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収録内容
1 | 第1章 発表会の歴史 |
2 | 第2章 習い事産業と発表会 |
3 | 第3章 社会教育・生涯学習行政と地域アマチュア芸術文化活動 |
4 | 第4章 学校教育と発表会 |
5 | 第5章 発表会が照らす公共ホールの役割 |
6 | 第6章 合唱に親しむ人々 |
7 | 第7章 誰のための公募展 |
8 | 第8章 発表会化するライブハウス |
9 | 第9章 アメリカの発表会 |