著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
グローバル化の下で、内戦、テロリズム、越境組織犯罪、国家による弾圧などの暴力に揺れる現代世界。中東、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなど、世界各地におけるアイデンティティと暴力の絡み合い、犯罪と市民社会、紛争後の課題を、日本を代表する第一線の研究者が分析。
関連記事
収録内容
| 1 | 冷戦後世界の政治的暴力 |
| 2 | 第1部 アイデンティティと紛争(イラクの「宗派問題」―その国内要因と国外要因 |
| 3 | 分割の亡霊―植民地独立後の南アジアにおける共同体間暴力 |
| 4 | アフリカの紛争に見る変化と継続―マリ、中央アフリカの事例から考える) |
| 5 | 第2部 犯罪と市民社会(越境組織犯罪の脱安全保障化に向けて―東南アジアの人身取引対策にみる国家と市民社会のせめぎあい |
| 6 | 市民の安全保障のジレンマ―中米における安全保障の多様な罠) |
| 7 | 第3部 紛争後の課題(平和構築論の現在 |
| 8 | 多極共存型パワー・シェアリングの再考―紛争後国家建設の事例から |
| 9 | 移行期正義の相克―「左翼的批判」に対する批判的考察) |
