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商品説明
テレビキャスターは何を考えてニュースを読んでいるのか。「事実」は、ニュースバリューと呼ばれる価値観を基準として編制され、テロップ、BGMなどによって「物語」に変貌する。実際に放送されたニュースの内容分析、現役キャスターへのインタビューをもとに、視聴者との親密性構築の戦略を考察。キャスター経験のある著者が、社会学的手法を用いて「テレビニュース娯楽化」の変遷をたどり、ジャーナリズム性追求の可能性を探る。
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収録内容
1 | 「物語」としてのテレビ・ジャーナリズム |
2 | テレビニュースの系譜と視聴態度の変容 |
3 | ニュースの娯楽化と「語りかけ」による親密性の構築 |
4 | 感情労働概念からみたキャスターの意識とふるまい |
5 | テレビニュースの実証分析(量的内容分析 |
6 | 言説分析) |
7 | マルチモダリティ分析の可能性 |
8 | 得られた知見とテレビニュースの今後 |