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商品説明
マグロやウナギが規制されると、日本の食文化が守れない?そんなの漁業の本当の危機じゃない。年々衰退し続ける漁の現場、揺らぐ卸売市場流通、定番商品ばかりの小売の店頭、ブランドや養殖への過剰参入、的外れの政策のオンパレード、そして失われゆく魚食文化...新聞やテレビでは報じられない、日本漁業を取りまく深刻な構造問題を気鋭の水産学者が徹底検証。余命数十年ともいわれる漁業と魚食の今とは―。
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収録内容
1 | 1 漁業は誰のためのものか |
2 | 2 「海外に活路を」は正論か |
3 | 3 漁協は抵抗勢力なのか |
4 | 4 養殖は救世主たりうるか |
5 | 5 複雑すぎる流通には理由がある |
6 | 6 サーモンばかり食べるな |
7 | 7 ブランド化という幻想 |
8 | 8 あまりに愚かな「ファストフィッシュ」 |
9 | 9 認証制度の罠 |
10 | 10 食育に未来はあるのか |