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商品説明
東アジアの近代知識人たちは、西洋思想史の不滅の古典であるカント哲学をどのように受容し、解釈し、批判してきたか。植民地統治と戦争・革命の歴史のなかで、日本・韓国・中国・台湾の思想界がカントを翻訳紹介していった歴史的文脈とその政治的意味、さらには相互的な影響関係を、各国の第一線の研究者たちが跡づける国際共同研究の成果。
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収録内容
| 1 | 第1部 日本における翻訳・受容史(幕末から第二次世界大戦敗戦まで |
| 2 | 第二次世界大戦敗戦後から21世紀まで) |
| 3 | 第2部 中国・香港・台湾における翻訳・受容史(中国におけるカント研究―1949年まで |
| 4 | 中国大陸のカント研究―1949年以降 |
| 5 | 戦後台湾のカント研究) |
| 6 | 第3部 韓国における翻訳・受容史(韓国におけるカント哲学研究の由縁と展開 |
| 7 | 韓国におけるカントと東洋哲学の比較研究) |
| 8 | カント哲学の影響作用史の現状と課題 |
