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愛国心と愛郷心 新しい農本主義の可能性

宇根豊/著

2640円
ポイント 1% (26p)
発売日 2015年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1790423
JAN/ISBN 9784540141539
メディア 本/雑誌
販売農山漁村文化協会
ページ数 329

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

百姓から見れば、愛国心よりふるさと(在所)の田んぼや自然への情愛=愛郷心が土台にある。かつての農本主義者たちもその思想の出発点は愛郷心だった。それが国家主義に取り込まれていったのはなぜか。いまからの時代、まっとうな愛郷心で愛国心の押しつけを相対化することは可能か。そこに郷土とこの国の山河を守る道がある。

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    収録内容

    1 序章 私たちは「国民」になった(「国民」に誕生
    2 パトリオティズムとナショナリズム)
    3 第1章 「食料」の誕生(「国民」と「食料」
    4 「消極的な」農の価値)
    5 第2章 「日本農業」と「専門家」の誕生(「日本農業」の誕生
    6 農業の「専門家」の誕生)
    7 第3章 資本主義から農本主義へ(「農の原理」の自覚
    8 「農の原理」を守る農本主義)
    9 第4章 百姓は自然とともに近代を撃つ(松田喜一の農本主義
    10 「天地自然」を思想的な武器にする)
    11 第5章 農本主義者はどう生きたのか(橘孝三郎の生き方
    12 権藤成卿の思想)
    13 第6章 農本主義の可能性(「農本主義」は死んではいない
    14 「新しい農本主義」の出立)
    15 終章 情愛のふるさと(生きものとの交感
    16 なぜ私たちは花に惹かれるのか ほか)

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