本/雑誌
差別の日本近現代史 包摂と排除のはざまで (岩波現代全書)
黒川みどり/著 藤野豊/著
2640円
ポイント | 1% (26p) |
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発売日 | 2015年03月発売 |
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商品説明
被差別部落、女性、ハンセン病患者・回復者、障害者、アイヌ民族、在日韓国・朝鮮人、沖縄...なぜ日本には今なおさまざまな差別が存在するのだろうか。差別の根源に、多種多様な人びとを近代的・画一的な価値観へ囲い込み、そこからはみ出す者を排除する社会の枠組みが存在することを、具体的な差別のあり方の歴史的変遷を辿りながら描きだす。
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収録内容
1 | 第1章 国民国家の成立と差別の再編(開化と復古―身分制の解体/再編 |
2 | 「国民」の境界 ほか) |
3 | 第2章 帝国のなかの差別と「平等」(植民地の領有 |
4 | 新しい女/農村の女性 ほか) |
5 | 第3章 アジア・太平洋戦争と動員される差別―「国民」と「非国民」(アジア・太平洋戦争の開始と棄民 |
6 | 優生思想による排除 ほか) |
7 | 第4章 引き直される境界―帝国の解体(日本国憲法と平等権 |
8 | 境界の引き直しと人流 ほか) |
9 | 第5章 「市民」への包摂と排除(引かれる境界―格差の告発 |
10 | 高度経済成長したの女性 ほか) |
11 | 第6章 「人権」の時代(復帰か独立か―沖縄差別論 |
12 | 差別の微表と「誇り」―被差別部落 ほか) |
13 | 第7章 冷戦後―国民国家の問い直しのなかで(裁かれた隔離 |
14 | ジェンダーからの問い ほか) |
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