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商品説明
総力戦遂行のため、大量に必要とされた航空機・電波兵器・鉄道などの技術者たち。国内や植民地で彼らは活動するが、敗戦後は民間企業などに転身し高度成長を牽引する。帝国日本の拡大を支えた技術者たちの実態に迫る。
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収録内容
1 | 帝国日本を支えた技術者たち―プロローグ(敗戦時、日本人技術者の回想 |
2 | 戦中・戦後の「連続」と「断絶」 ほか) |
3 | 帝国日本における技術者の配置(技術者の産業部門別分布 |
4 | 高等工業教育機関の整備拡充 |
5 | 技術者のキャリア形成) |
6 | 帝国日本の鉄道技術者(鉄道省、満鉄、植民地鉄道の技術者 |
7 | 車輌研究会と鉄道車輌技術協議会 |
8 | 華北車輌の経営) |
9 | 植民地の技術者たち(朝鮮における技術者の配置 |
10 | 植民地朝鮮の技術者教育 |
11 | 植民地民間企業の技術者) |
12 | 技術者たちの戦後と引き揚げ(技術者たちの軍民転換―概観 |
13 | 会軍技術中佐の転職―小野崎誠の場脚 |
14 | 陸軍技術少佐の転職―黒河力の場合 ほか) |
15 | 戦後復興から高度成長へ―帝国日本の技術的「遺産」(鉄道技術研究所と新幹線開発 |
16 | カメラ生産の革新 |
17 | 東南アジア賠償とコンサルティング会社) |
18 | 総力戦経験の歴史的意義―エピローグ(戦時から戦後へ |
19 | 生産技術・量産技術の立ち遅れへの反省 ほか) |