著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
出産施設の連鎖的疲弊に大きな役回りを演じた、日母、内部資料に基づき、その半世紀の盛衰を徹底的に解明する!助産所、診療所、病院は、厚生政策や世論に規制されながら、職域をめぐるパワーポリティクスの中で次々と衰退した。一方、今日展開されている集約化・重点化政策で肥大化する大病院にも新たな歪みが生じている。医師側のヘゲモニーによりもたらされたこの変遷には、ユーザー・妊産婦の立場がどれほど配慮されてきたというのであろうか?三つの施設の歴史を縦糸に、そのポリティクスを横糸に全体像を織り上げる労作!
関連記事
収録内容
1 | 出産をとりまく様々な環境 |
2 | 第1部 診療所と日母産科看護学院の半世紀(日母産科看護学院の分析と先行研究 |
3 | 日母産科看護学院の半世紀 |
4 | 日母産科看護学院の隆盛・衰退) |
5 | 第2部 助産所・病院の疲弊と厚労省政策(助産所の疲弊と医療法第5次改定の経緯 |
6 | 日本医師会の「医師臨床研修制度」導入と日本産科婦人科学会の「医療提供体制検討委員会」設置 |
7 | 厚生労働省の出産に関わる諸政策) |
8 | 出産施設はなぜ疲弊したのか |
カスタマーレビュー
レビューはありません。