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商品説明
明治から大正にかけ、一攫千金を夢みて遙か南の島々へ渡る日本人がいた。狙う獲物はアホウドリ。その羽毛が欧州諸国に高値で売れるのだ。密猟をかさね、鳥を絶滅の危機に追い込みながら、巨万の富を築く海千山千の男たち。南洋進出を目論む海軍や資本家らの思惑も絡んで「帝国」日本の拡大が始まる。知られざる日本近代史。
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収録内容
1 | プロローグ 絶海の無人島に、なぜ、日本人は進出したのか |
2 | 第1章 アホウドリを追って―「海の時代」の到来 |
3 | 第2章 鳥類輸出大国「帝国」日本と無人島獲得競争 |
4 | 第3章 糞を求めるアメリカ人・鳥を求める日本人 |
5 | 第4章 アホウドリからリン鉱へ―肥料・マッチ・兵器の原料を求めて |
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