著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
人は誰しも幸福になりたい。では、幸福に値するように「善く生きる」とはどのような生き方だろうか。カントはこうした問題を考え続け、人間社会に「最高善」という理想を掲げる可能性を見出そうとした。『純粋理性批判』『永遠平和のために』など、彼の主要著作を一緒に読み、自分で考える勇気をもった大人への一歩を踏み出そう。
関連記事
収録内容
1 | 1章 港町・ケーニヒスベルクの哲人 |
2 | 2章 「自由」なくして善悪なし―『純粋理性批判』を読む(“いちばん善いこと”よりもっと善いこと |
3 | その“善いこと”は誰にとっても善いはずだ。しかし... ほか) |
4 | 3章 “善く生きる”って難しい?―『実践理性批判』を読む(善と悪を分けるもの |
5 | 意志への問い ほか) |
6 | 4章 自然の世界で自由に生きる?―『判断力批判』を読む(個物との出会い |
7 | 判断するということ ほか) |
8 | 5章 最高善をめざす私たち―『永遠平和のために』を中心に一七九〇年代のカントを読む(人間には悪が巣くっている! |
9 | 権利の領域を確立せよ ほか) |