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商品説明
旅では、詐欺師と泥棒ばかりいると思ったほうがいい。少し俗っぽい日常的な世界の知恵ほど役に立つ。ときに“ソデの下”も必要である。さらに「心付け」を値切ることも覚えた方がいいかもしれない。「口先よりお金」で、「お金を汚い」と教えて子供に金銭の使い方を教えていない方が困る。旅先のあれもこれもすべて、生きる知恵と人生の感動に溢れている。旅の経験はかけがえのない時間だ。本書はその一部をまとめたものである。
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収録内容
1 | 1章 私の旅支度(私の旅支度 |
2 | 中年の冒険の時 ほか) |
3 | 2章 旅の経験的戒め(旅は人を疑う悪を持て |
4 | 外国に出ればみな泥棒と思え ほか) |
5 | 3章 臆病者の心得(トイレの凄まじさ、紙のなさにも耐える訓練 |
6 | 旅に出たらトイレが一定時間保つ訓練が必要 ほか) |
7 | 4章 旅の小さないい話(全盲の夫に娘の清らかさを伝えた美しき行為 |
8 | 一本の白いカーネーションを差し出したパトカー ほか) |
9 | 5章 旅で知るそれぞれの流儀(純白のもののない町の白い夢 |
10 | 仔犬は子供たちの夜の必需品 ほか) |
11 | 6章 旅はもう一つの人生(日本で写真集を見ているような旅は意味がない |
12 | 旅行は危険という代価を必要とする ほか) |
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