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商品説明
日本の英語教育は、コミュニケーション英語を目指し、大きく変わりつつある。英語教育に携わる専門家が、英語学、英語教育学、日本語学、コミュニケーション学の観点から、その実態と課題、具体的な取り組みと効果、今後の可能性を、5部構成20編の論文により多角的、学際的に、そして、ポジティブに考察する。
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収録内容
1 | 序論(日本の英語教育は何を目指すか?―「コミュニケーション」から「言語」としての英語へ) |
2 | 第1部 学生の英語力とその特徴&背景(英語教育における母語の知識の活用と文法指導 |
3 | うまくいかない学習者を理解しよう |
4 | ピジン化の回避―be動詞の誤用の背景から |
5 | 学習者の誤りに対する明示的修正フィードバックの効果 |
6 | 大学生を対象とした学習英文法のあり方について―理論言語学の観点からの一試案) |
7 | 第2部 コミュニケーションの育成(中学・高校のスピーキング評価における課題と実践 |
8 | コミュニケーションの場としての英語授業における教師の役割―インターアクションから探る可能性 |
9 | 「読めばわかるのに、聞き取れないのはなぜ?」を探る―Connected Speechから見る音声学習と指導 |
10 | 英語教育におけるシャドーイングの有用性と可能性 |
11 | 高校生の英語の産出―話し言葉と書き言葉の実態調査から |
12 | 日本の英語教育の現場でできること―目標設定、指導技術向上、そして学習者の意識づけ) |
13 | 第3部 英語を使う(World Englishesにふれる―短期語学研修プログラムに期待される効果について |
14 | 国際スポーツ大会における通訳ボランティア経験と言語運用能力) |
15 | 第4部 英語力を計る(大学入試におけるTOEICの活用 |
16 | TOEFLテストと大学英語教育 |
17 | The Minimal English Test(最小英語テスト)の有用性) |
18 | 第5部 導入期の英語教育を考える(小学校英語活動では何が行われているか?―『Hi,friends!』に言及して |
19 | 「複数性」の認識における日本語と英語 |
20 | 『中学校学習指導要領』の検証―新たな英語文法教育を目指して) |
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