月明星稀～さよなら新選組～ 2 / ヤングサンデーコミックス

江戸末期。理想の武士になるために、最強集団・新選組をプロデュースした男、土方歳三。彼を中心に新たな視点から語られる幕末青春伝。苛烈な男達の生き様を描く意欲作!!
薬の行商をしながら他流試合を続ける歳三が、ついに龍馬の待つ千葉道場へ!! そして荒木道場一門との決着!! "人を斬る"ことを知った歳三の行く末は…!?

<あらすじ>
行商がてら訪れた荒木道場で、師範代・荒木伝之助から剣の腕を見込まれた歳三。だがその道場には、以前に日野村で乱暴を働き、歳三に懲らしめられた工藤たちがいた。彼らは「奴から襲いかかってきた」とうそぶき、道場の面目にかけて報復すべしと荒木に詰め寄る。工藤たちの言葉に疑念を抱きつつも、荒木は事の次第を重くみて…(第10話)。

<登場人物>
土方歳三(天然理心流・江戸試衛館門弟。今の自分を越える存在になりたいと願い、農民の子でありながら武士を目指す)、島崎勝太(のちの近藤勇。試衛館塾頭。歳三を江戸に誘い、ともに剣の修業に励む)、沖田惣次郎(のちの沖田総司。試衛館門弟。幼いながらも、剣の腕前は達人の域)
坂本龍馬(北辰一刀流・千葉道場門弟。黒船来航に際し、土方と出会う)、荒木伝之助(大源流・荒木道場師範代。歳三の心意気に惚れ、荒木道場への入門をすすめていたが…)、工藤(荒木道場門弟。以前、狼藉を働いていたところを歳三に咎められ、傷を負わされた旗本)