商品説明
映画とテクノロジーが交差する地点には、如何なる映画/映像が生起するのだろうか。スクリーン、音響、アーカイヴ、メディアをめぐる表象/言説を11の視座から分析し、多角的考察を試みる。
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収録内容
1 | 第1部 テクノロジー×表象(監視社会の夢遊病者たち―電子テクノロジーと都市空間 |
2 | ゴーストの縛りをほどく―『攻殻機動隊』、ポストヒューマニズム、パレルゴン |
3 | 「胎児」の誕生―『悪魔の赤ちゃん』と1970年代妊娠ホラー |
4 | テレビ文化批評としての映画『トゥルーマン・ショー』―「リアリティTV」、消費文化、1950年代アメリカ |
5 | シネマティック・ロボトミー―テクノロジー、暴力、『時計じかけのオレンジ』) |
6 | 第2部 スクリーン×音響×テクノロジー(ワイドスクリーンと日本映画の変貌―変化する撮影のスタイル |
7 | 音と物語世界におけるポスト「古典的ハリウッド映画」のプルラリズム―アルトマン『カリフォルニア・スプリット』から『ナッシュビル』へ |
8 | アルフレッド・ヒッチコック『鳥』における「サイレント」と「音」) |
9 | 第3部 メディア×アーカイヴ×テクノロジー(デジタル技術時代における映画―実写イメージとアニメーション・イメージ |
10 | 映画復元の倫理とテクノロジー―四つの価値の百分率) |