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商品説明
自然主義を唱えたゾラ、自由劇場を創設したアントワーヌ、演劇雑誌を主宰したジュリアン、象徴主義演劇の可能性を示したメーテルランク。見えない「生」に取り憑かれた人びとの演劇論や戯曲を読みときながら、現代演劇の原動力となった俳優訓練術の萌芽を描きだす。
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収録内容
1 | 序章 俳優「の」からだ |
2 | 第1章 レトリックからスペクタクルへ―十九世紀末フランスにおける演劇の状況 |
3 | 第2章 夢みる自然主義―生への関心と無意識の探究 |
4 | 第3章 認識というドラマ―認知の内面化とあらたな劇作術 |
5 | 第4章 変容にさらされる俳優像―無意識の獲得という逆説 |
6 | 第5章 「脱力」と「型」にむけて―俳優の存在から生まれる演劇性 |
7 | 結び |