本/雑誌

あそぶ神仏 江戸の宗教美術とアニミズム (ちくま学芸文庫)

辻惟雄/著

1320円
ポイント 1% (13p)
発売日 2015年04月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

追跡可能メール便利用不可商品です

仕様

商品番号NEOBK-1798541
JAN/ISBN 9784480096616
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 255

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

いつの世も庶民はひたすらこの世の幸を追い求めるもの。その奔放な想像力にかかれば神様仏様といえどもこの通り、親しみ深く荒削り、すこぶるかわいらしく、ときには世にも怖ろしい姿となる。アニミズム的感性に裏打ちされた力強く鮮烈な表現は、正統的な宗教美術とは一線を画す、異次元の美の宇宙を形づくっている。妖怪となった器物=付喪神の饗宴、白隠や仙〓(がい)の不羈奔放な禅画、大らかな性器崇拝と春画との関わり、そして北斎の劇画の如き仏画と異形の滝...。「奇想」の発見で日本美術史を塗り替えた眼の革命家が、宗教美術のもう一つの水脈に分け入り、その核心に迫る。

関連記事

    収録内容

    1 1 日本美術に流れるアニミズム
    2 2 変容する神仏たち―近世宗教美術の世界
    3 謎多い遊行僧円空にひかれて
    4 木喰と東北・上越
    5 野に生きた僧―風外慧薫の生涯と作品
    6 近世禅僧の絵画―白隠・仙〓(がい)
    7 白隠“半身達磨像”(永明寺本)
    8 3 浮世絵春画と性器崇拝
    9 北斎の信仰と絵
    10 北斎晩年の“ふしぎな世界”
    11 4 天龍道人源道の仏画

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品