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商品説明
自家用ジェットで空を飛び、高級車を乗り回し、プール付豪邸に住まうアフリカ人エリートたち、彼等の暮らしを支えているのは、我々がテレビで最も頻繁に目にする、“かわいそうな”アフリカの貧しき人びと。本書は、国民を守るべき政治エリートたちが、その国民を食い物にする“発展途上国”の現状が、“先進国”にも通ずる、遍く世界における課題であることを証明する。
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収録内容
1 | アフリカの多様性 |
2 | 第1部 比較政治学とアフリカ(比較政治学の方法論 |
3 | アフリカの政治制度―ケニアを事例として |
4 | アフリカの政党システム |
5 | アフリカ統一機構とアフリカ連合) |
6 | 第2部 貧困と比較政治学(アフリカはいつから貧しいのか |
7 | 富める人びと、貧しき人びと) |
8 | 第3部 紛争と比較政治学(紛争を引き起こす政策―植民地化の遺産 |
9 | ソマリ人の経験―民族の分断、冷戦の代理戦争、民主化が生んだ内戦、「テロとの戦い」が生んだ紛争 |
10 | 紛争の再生産を断ち切るために) |
11 | 第4部 ジェンダーと比較政治学(アフリカから見るジェンダーと政治学) |