著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
1920‐30年代世界資本主義の危機に対応したわが国の政治・経済・文化をめぐる立憲民主主義的潮流と、天皇主義サンディカリズムとして台頭する国家主義・軍国主義的潮流との相剋の位相を明らかにし、また戦後の「国民のための歴史学」運動を検証する。
関連記事
収録内容
| 1 | 第1部 リベラリズムの経済構造(一九二〇年代における経済政策転換とその条件―高橋財政の評価に関連して |
| 2 | 資本の性格と立憲民主主義の位相―高橋財政の構想に関連して |
| 3 | 一九二〇年代における天皇制内務官僚の役割について―植民地朝鮮支配に関連して |
| 4 | 地主制の動揺と農林官僚―小作法草案問題と石黒忠篤の思想 |
| 5 | 農政における一九二〇年代―天皇主義サンディカリズム形成過程についての一視点 |
| 6 | 柳田民俗学の軌跡 |
| 7 | 大知識人の神話―グラムシとクローチェの関係に留意して |
| 8 | 知識人の行動原理―リベラリズムの実践的側面にふれて) |
| 9 | 第2部 「職場の歴史」をつくる運動(検証「国民のための歴史学」運動―「職場の歴史」をつくる運動に関連して |
| 10 | 国民と歴史 |
| 11 | 戦後日本における文化運動と歴史意識―職場の歴史・個人の歴史をつくる運動に関連して) |
| 12 | 資料 |
