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商品説明
本書は、淡路島の人形浄瑠璃におけるわざの稽古と継承、および実演の過程を臨床教育学の立場から丁寧に記述したフィールド調査の成果である。わざと向き合い、そして応じる身体に、近代の教育現場から抜け落ちていた「身を投じた学びの可能性」を見いだす。教育の風景に新たな光をあてる労作。
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収録内容
1 | “わざ”の経験を記述する |
2 | 第1部 稽古―“わざ”と向き合い、応じる身体(稽古を支える相互行為 |
3 | 知識の参照点としての身体 |
4 | 背景化される身体 |
5 | 生きられつつある型) |
6 | 第2部 興行―“わざ”を継ぎ、演じる身体(「継ぐ」ことの手触り |
7 | 「淡路らしさ」を求めて |
8 | 「巡業」、あるいは等身大の駆け引き) |
9 | “わざ”の臨床教育学に向けて |