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商品説明
現役の朝日新聞社員である著者は、若手記者時代、阪神支局襲撃事件やサンゴ損傷事件を間近で体験し、その教訓をジャーナリスト活動の原点とした。しかし、慰安婦報道(吉田証言)、原発報道(吉田調書)をめぐって明るみに出た朝日新聞の「誤報」は、過去の事件に勝るとも劣らない衝撃的な出来事であった。「もう一度、原点にもどって考えなければならない」という思いで書き下ろされた本書では、当時の記事や第三者委員会の報告書等を仔細に分析し、“当事者”の立場から、厳しく、真摯に一連の問題を検証する。
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収録内容
1 | 第1章 そもそも慰安婦報道問題とは何か |
2 | 第2章 記事を取り消しながら謝罪なし―慰安婦報道の2014年検証記事 |
3 | 第3章 池上コラム問題と元朝日記者へのバッシング |
4 | 第4章 衝撃的な吉田調書報道とその取り消し |
5 | 第5章 「重大な誤り」―吉田調書報道への見解 |
6 | 第6章 「読者の信頼を裏切るもの」―慰安婦報道への報告書 |
7 | 第7章 朝日新聞は原点に帰れ |